-12月-2011の記事

お医者さんにかかるためのコツを教えてください

みなさんになによりお勧めしたいのは、「かかりつけ医を持つ」ことです。なによりこれが、いちばん上手な病院のかかり方だと考えます。

近所のクリニックで解決できそうな症状で、いきなり大学病院に来られても、細分化・専門化された大病院の診療科を右往左往することになりますし、病院側も重篤な患者さんへの診察時間が減り、困ってしまいます。これでは、せっかく時間をつくって足を運んでも、ご自分が損をしてしまうでしょう。 続きを読む


人間ドックって必要ですか?

心電図、骨密度、エコー、内視鏡……。人間ドックには、あらゆるニーズに応えられるよう、たくさんのメニューが用意されています。しかし、健康保険がきかないため、すべてをくまなく受けようとすると、目玉が飛び出すような金額になってしまいます。

私は、人間ドックは受けたほうがいいと思っています。しかし、そのためには、「自分がどんなことに不安を持っているのか」「なにを重点的に調べたいのか」について、よく自分で考えることが大切です。

たとえば、血縁者にがんが多かったり、糖尿病の家系だったりするなら、それに特化した人間ドックを受けたほうがいいでしょう。現在では、早期発見できれば、だいたいのがんは完治しますし、糖尿病も早めの発見で、速やかに病気のコントロールができるからです。

同時に、「これはいらない」と思うようなメニューは受けなくてもいいと思います。いままで病院や会社の健康診断で、心臓に問題を指摘されたことがなく、自分もとくになんともないと思うなら、毎年の心電図は必要ないでしょう。たばこも吸わないし、住んでいる場所の空気もきれいで、自分でも肺に問題がないと感じるなら、毎年のX線検査はいらないと思います。

いちばん大切なことは、自分の体質を理解して、必要なメニューをセレクトすることです。私自身は、MRIやX線の検査で受ける被爆のリスクと、現在の自分の健康状態を天秤にかけた結果、これらの検査を受けない選択をしています。

たくさんあるメニューを活用できる人は、自分の体を理解している人です。普段から自分の健康を気にかけ、上手に人間ドックを活用してください。


おなかに寄生虫がいるってどんな感じ?

人間を宿り主にする寄生虫の場合、少しくらいならおなかに寄生されても、基本的には自覚症状は生じません。

私もかつて、一五年ほどおなかにサナダムシを飼っていましたが、存在を感じたことはただの一度もありませんでした。

やはりサナダムシの宿り主になってもらった私の奥さんのほうは、「あっ、ここにいる気がする!」などとおなかを指さすときもありましたが、これが本当だったかどうかは、ちょっとわかりません。もちろん、寄生虫の数が多すぎれば、物理的な問題で痛みが出たでしょうが、寄生されていたすべての人が、みんなおなかが痛かったわけではないはずです。 続きを読む


冷え性がつらい

手軽に治す方法を教えてください

最近では、空調の完備や交通機関の発達の弊害なのか、女性ばかりでなく男性にも冷え性が増えているようです。

これを治すには、まずは運動をして血行をよくすることが基本です。通勤のときに一駅歩いたり、家で軽い筋トレをするのも効果的です。あとは薄着をしない、足元を冷やさない、といったことでしょうか。

また、不規則な生活も、自律神経を乱し、体温が低下する原因になります。 とくに睡眠時間は重要です。じゅうぶんな睡眠を取るだけでなく、決まった時間にベッドに入り、決まった時間に起床するという習慣は、健康のためには非常に有意義なのです。 続きを読む


忙しくて毎日シャワーですが、湯船に漬からないとダメ?

湯船に漬かると、体が温まり、毛穴が開いて汗をかきます。血行がよくなりますし、副交感神経が優勢になってリラックスでき、疲れも取れます。私も、お風呂では必ず湯船に漬かります。

しかし、血圧が低い若い女性のなかには、湯船に漬かると調子が悪い、しんどい、気持ち悪くなる、という人もいます。血管の力が弱い場合に起こるようです。

これは個人の体質の問題なので、「絶対に湯船に入るほうがいい」とまではいい切ることができません。 続きを読む


人間として基本となる便の量、太さ、香りを教えてください

つやのある黄土色で、バナナのような形状。一〇〇から二〇〇グラム程度の量があり、あまり臭いのきっくないものが、特上品だといえます。このような便をコンスタントに産出できる人は、腸内細菌のバランスや、食生活のバランスがよく、腸をはじめとする身体が健康な人です。

ウンコをしたあとに、「ああ、スッキリした!」と感じる人は、だいたい快便だといっていいでしょう。

色が黒かったり、赤かったり、形が細切れだったり、コロコロに固かったり、水分が多くて泥状だったりするのは、よくない兆候です。

また、健康な人の便は、個室にこもることに困難を感じたり、目にしみるほど臭ったりしません。

腸内細菌のバランスが崩れている、体調が悪い、ストレスがある、食生活が乱れているなど、いろいろな問題が考えられますので、生活面や精神面の立て直しが必要です。以下に、便の分類と特徴、体調の見方や整え方などをまとめます。 続きを読む


たばこがやめられません

そんなに無理してたばこをやめなくてもいいのではないか、というのが私の個人的な見解です。私自身はたばこを吸いませんが、研究室には灰皿を用意し、たばこを吸う来客に備えています。

たしかにたばこは体に悪いです。統計を取ると、一日に五〇本もたばこを吸う人は、吸わない人にくらべて肺がんになる率は15.3倍も高いのです。これははっきりとデータに出ています。 続きを読む


気分が憂うつなんです

病気とまではいえなくても、憂うつな気分で悩んでいる人は、かなりの人数にのぼるのではないかと思います。最近ではうつ病も、だいぶ知られた病気になりましたが、「眠れない、気分が落ち込む、自分を責める」といった、かつてから知られていたような病状だけでなく、「気分の波が激しい、他人を責めがち、仕事などに出かけると具合が悪くなる」といった、新型のうつ病もあることがわかりました。

いずれにしろ、病気の領域になれば専門の病院での治療が必要になりますが、ふさぎ込んだり、気分が沈んでいる状態を私の専門領域から考えるなら、「免疫が下がっている」可能性があげられると思います。 続きを読む


体のためにどのくらい運動したらいいのですか?

人間が健康でいられるライフスタイルを追求すると、一万年前の生活に行き着きます。その基本は、粗食と運動です。人間の遺伝子は、飢餓を乗り越えるために、粗食に耐えて栄養をため込む省子不設計になっています。

しかし、現代社会はどうでしょうか。利便性が追求され、たいして体を動かすこともなく生活が回っていきます。逆にいうと、これほどまでに便利で体を動かさない環境では、人間は健康を保ちにくいのです。 続きを読む


脳を若く保ちたいのです

最近は「脳」がブームのようで、いろいろなゲーム機のソフトやパズルで脳を鍛えたり、脳年齢をはじき出すことがはやっています。

脳を若く保つには、刺激することがいちばんなのですが、ドリルやゲームで刺激するよりも、もっと効果的なことがあります。

それは「参加」です。アンチェイジングでもっとも重要だとされるのは、いろいろな会合に顔を出して、いろいろな人と会い、いろいろな人とおしゃべりすることです。

目的を持って出かけていくこと、人と会っておしゃべりすることは、脳にとってはたいへん素晴らしい刺激になるのです。

逆に「出かけるのがおっくう」「人と話すのがおっくう」という気持ちになっているなら、脳の老化がはじまるサインかもしれません。 続きを読む


次のページ »
FXプライム