みなさんになによりお勧めしたいのは、「かかりつけ医を持つ」ことです。なによりこれが、いちばん上手な病院のかかり方だと考えます。
近所のクリニックで解決できそうな症状で、いきなり大学病院に来られても、細分化・専門化された大病院の診療科を右往左往することになりますし、病院側も重篤な患者さんへの診察時間が減り、困ってしまいます。これでは、せっかく時間をつくって足を運んでも、ご自分が損をしてしまうでしょう。
しかし、かかりつけ医がいれば、「この症状なら○○病院の△△科に行きましょう」「この病気なら、○○病院の□□先生がいいですよ」といったアドバイスをもらうことができます。
普段の自分の健康状態は、かかりっけ医に相談し、なにか問題があるときには、大病院への紹介を頼むというのが、いちばん無駄がなく、労力のかからない方法です。ここだけの話、人間性や技術など、医者にもさまざまな人がいます。
場合によっては、「あの先生に診ててもらうより、もっといい先生がいるんだが……」というときもあります。医学界にいる人間なら、たとえ専門外の診療科であっても、そういった情報はよく知っているものなのです。適切な医療機関で適切な診療を受けるためにも、かかりつけ医からアドバイスをもらうことは、自分で病院巡りをするより、ずっと安全で手間も省けるのです。
急に思い立って大病院に足を運ぶより、普段から近所のお医者さんのところに行きつけて、信頼関係を築いていきましょう。