気分が憂うつなんです

病気とまではいえなくても、憂うつな気分で悩んでいる人は、かなりの人数にのぼるのではないかと思います。最近ではうつ病も、だいぶ知られた病気になりましたが、「眠れない、気分が落ち込む、自分を責める」といった、かつてから知られていたような病状だけでなく、「気分の波が激しい、他人を責めがち、仕事などに出かけると具合が悪くなる」といった、新型のうつ病もあることがわかりました。

いずれにしろ、病気の領域になれば専門の病院での治療が必要になりますが、ふさぎ込んだり、気分が沈んでいる状態を私の専門領域から考えるなら、「免疫が下がっている」可能性があげられると思います。

免疫の70%は腸でつくられており、残りの30パーセントは心の状態が支配しています。腸内環境が悪ければ、当然体調も悪くなります。体調が悪いのに気分がいいということは、普通はありえません。

気分をよくするためにはまず、体調を整えることが大切です。ですから、ほかの項目でもお勧めしたように、穀類、野菜、果物、発酵食品をしっかり取って、腸から体を整えることが必要なのです。

アトピー性皮膚炎の子どもの治療をして、いい成績を上げているお医者さんは、子どもをたくさん褒めているそうです。気分が沈んでしまう人も、人から温かい言葉をもらえれば、心の免疫も上がるのではないでしょうか。

免疫を上げる方法は、ほかにもあります。ゆったり温泉に入ること、森林浴をすること、友人と楽しく過ごすこと。

よい腸内環境とリラックス。そして周囲との温かいコミュニケーションを得ることができれば、気分もずっと和らぐに違いありません。



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